自他ともに認める「旅好き」「旅慣れた人」が実際にニッコースタイル名古屋をご利用された際に発見した”イチオシアイテム”をご紹介いただくコラムです。
<ホテルで読書>
ニッコースタイル名古屋のロビーラウンジ(コミューナルロビー)に設置されている本棚には多種多彩な本が詰まっています。
一見インテリアの一部のようですが、実は、その洗練されたセレクションは読み応えたっぷり。
ニッコースタイルらしく衣・食・住を改めて意識させてくれるような本から、旅好きの好奇心を刺激する、世界の景色を収めた美しい写真集まで。
子ども向けの絵本は日本語も外国語も揃っていて、おもてなしの心を感じました。絵本はロビーラウンジに出ているだけではなく、フロントにもたくさん用意されているそうなので、お子さんの年齢に合う書籍が見つからない場合は相談してみると良いかもしれません。
また、音楽や工芸に関する本が揃っているのもニッコースタイルらしいこだわりです。こだわりの選曲を聞いたり、工芸品に触れたりできるだけでなく知識まで深めることができるのは嬉しいですね。
そして、特に充実しているのは地元・名古屋に関する書籍。気楽に読める雑誌の特集号から、各観光スポットを美しく収めた写真集、名古屋めしやなどグルメに関する書籍、さらには古地図まで、あらゆる角度から名古屋を知ることができるのです!
気になった本は、フロントの方に声をかければ客室に持ち込んで読むこともできると知り、私も何冊かお部屋に借りて、モーニングを食べ終えた後のチェックアウトまでの休憩時間に読むことにしました。
まずは名古屋の和菓子に関するムック『あんこの本』(ぴあMOOK中部)を読んで、これまで知らなかったその奥深さにワクワク!今日は何か一つ和菓子屋さんでお土産を買っていこう、と新しい目標ができました。
その後、1963年に書かれた『宇宙船地球号操縦マニュアル』(バックミンスター・フラー著 /ちくま学芸文庫)を流し読み。少し難しめの内容でしたが、日常から離れた静かな部屋だからか集中力が増し、内容に引き込まれました!
最後に、『ふしぎなかいだん』『とびだす!3Dアートえほん ひみつのちかしつ』(どちらも永井秀幸 著 / 金の星社)を子どもと一緒に読みました。これは初めて見る仕掛けで、絵本の世界もいろいろと進化しているんだなぁと興味深く感じました。
旅先で子どもと一緒に何気なく読んだ本も、数年後には思い出の一つになりますよね。
これ以外にも気になる本が多すぎて、滞在中に読みきれなかったので、また読書をしに行きたいなと思っています。
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MURANAOさんのご紹介どおり、1階のコミューナルロビーにはたくさんの本をご用意しています。すべてを合わせると、ゆうに300冊は超えるでしょうか。
“珈琲と音楽にこだわった唯一無二のホテル”にちなんで、特に音楽や珈琲に関連する書籍をセレクトし、その他アートや建築に関するもの、旅に関するもの、名古屋カルチャーをディープにご紹介したもの、等々。
大人と子どもが一緒に楽しめるちょっとしかけのある絵本や、身近なトリビアを集めた本、また海外のお客様のために人気書籍の翻訳版や写真集なども。
良く言えば発見がたくさん詰まった宝箱のようであり、悪く言えば若干マニアックな選書がずらり。
ホテルご滞在中にぜひ「普段とは違う一冊との出会い」もお楽しみいただければ幸いです。
また土曜夜のLIVE DJを、お飲み物とともにページをめくってお過ごしいただくのもオススメです!
DJ
名古屋の散歩案内とシンプルライフなウェブマガジン『オニマガ』の写る&食べる担当。
子どもを育てながら、毎日散歩しています。
中日新聞朝刊(名古屋市民版)にて、月一コラム『大須発 のんびりシティライフ』連載中。
DJとしての活動は2006年からスタート。
名古屋を中心とする様々なクラブでのプレイを経て、現在はカフェでのBGM選曲や親子のための童謡DJを行なっています。
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名古屋市中村区名駅五丁目20番13号
代表
レストラン直通
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