Vol. 7

瀬戸焼「ルームサイン」

紹介する人:土屋 香奈

自他ともに認める「旅好き」「旅慣れた人」が実際にニッコースタイル名古屋をご利用された際に発見した”イチオシアイテム”をご紹介いただくコラムです。

<名古屋を映すルームサイン>

客室のドアの横に、ふと目をひく小さな陶器のお皿。
近づいてみると、ルームサインだった。

マットな陶器の質感に、抽象的な絵柄。
よく目を凝らすと…名古屋の面影がそっと浮かび上がってくる。
名古屋城、手羽先にシャチホコの鱗…?
どこか抽象的だからこそ、見るたびに想像がふくらんでいく。

「この柄、なんだろう?」
気づけば、まわりの部屋のプレートにも目を向けて、ちょっとした“名古屋モチーフ探し”を楽しむ時間へ変わっていった。

名古屋をこんなカタチで宿すとは、なんてセンスのいい遊び心だろう。

スタッフの方に伺うと、このルームサインはすべて
地元・愛知の伝統工芸「瀬戸焼」で作られているのだとか。

見て、想像して、心がほどけていく…。
そんな時間が、ホテルの滞在にふんわりとした豊かさを添えてくれた。

名古屋の文化やクラフトマンシップを、さりげなく、でも確かに感じられる。
そんな気づきをそっと手渡してくれるのがニッコースタイル名古屋の魅力なのだと思う。

ただ眠るだけの場所ではなく、新しい感性や、ときめきと出会い、その土地の魅力に触れられる場所。
このルームサインには、その入口としての役目が、そっと宿っていた。

*****

皆様のご滞在中のアドレスでもある、ルームサイン。
モダンなデザインに落とし込んだ6種類の名古屋名物、ご宿泊の折にはぜひお部屋の前でチェックしてみてください。

ニッコースタイル名古屋のトリビア「6種類のルームサイン」
<写真上列 左から右へ>
・天むす
・手羽先
・味噌田楽
<写真下列 左から右へ>
・名古屋城
・金鯱(鱗)
・クスノキ(名古屋市の木) 
*ちなみに客室階(2~9階)エレベーターホール壁面の花の形の焼物はユリ(名古屋市の花)をかたどったもので、その数で階をも示しています。

ご紹介者 Profile

土屋 香奈

トラベルフォトライター   
旅 × 写真 × 文章 × 動画 を掛け合わせながら活動する、フリーランスのトラベルフォトライター。石川県を拠点に、“女子旅”をテーマに観光スポットや宿泊施設、グルメ、工芸などを自らのSNSや各種メディアで発信。
代理店や宿泊施設などと連携し、モデルコースやツアーの作成・撮影・執筆・編集・行政プロジェクトにてプロジェクトマネジメントや講師業など幅広く手がける。

ニッコースタイル名古屋

〒450-0002
名古屋市中村区名駅五丁目20番13号

052-211-8050代表

052-433-2582レストラン直通


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