Vol. 10「コミューナルロビー」

「コミューナルロビー」

紹介する人:加藤 幹泰

自他ともに認める「旅好き」「旅慣れた人」が実際にニッコースタイル名古屋をご利用された際に発見した”イチオシアイテム”をご紹介いただくコラムです。

<ホテルロビーのすすめ>

街中で移動をしながら仕事をしていると、常に電源とWi-Fiを探している。だいたいコーヒーチェーン店やコワーキングスペースが便利なのでよく立ち寄る。ただコーヒーショップではいろんな人の会話で集中できないこともあるし、コワーキングスペースでは仕事に集中はできるけれども息が詰まる。そんな自分のような人間が(わがまま)気持ちよく仕事ができるのひとつに、ホテルロビーという穴場がある。

ニッコースタイル名古屋の「コミューナルロビー」はとにかく開放感と非日常感が好きな場所だ。天井も高く、窓も大きく陽の光がはいるので自然光が気持ちよい。ロビー中央の大きなデスクにはいつ行っても季節の花が飾られているし、BGMは音響もよくリズムにあわせ、キーボードをたたく指もついつい軽快になる。カフェでいつもオーダーするブレンドコーヒーは香りも味も抜群だから、リラックスしながら仕事ができる。
まわりには大きなスーツケースをもってチェックイン待ちをする海外の観光客がゆったりと座っていたり、お土産を取り出したりしながら旅の思い出を楽しそうに話している。英語だけでなくアジア、ヨーロッパといろんな言語が聞こえるのが楽しい。そんな光景を眺めていると自分がいま世界のどこかに旅をしている感覚になることもある。そんな非日常の世界に触れていると、いいアイデアがポンと生まれることだってある。

そういえばホテルが好きなインスタグラマーさん達によるトークイベントがこのロビーで開催されたことがあった。「ホテルは観光客が宿泊するだけの場所ではない」という言葉が印象的だった。つまり宿泊者でない、地元のお客さんが美味しいコーヒーを飲みに来るカフェにもなっているし、音楽やトーク、展示などのイベント会場にもなる。宿泊だって、観光やビジネスだけでなく、推し活や夜な夜なしゃべったりするためにホテルに友達同士で泊まり楽しむ人もいるのだとか。ホテルって自由な場所なんだ。

名古屋に暮らしていると名古屋のホテルに泊まることはなかなか少ない。自分もこのホテルのロビーが好きと言いながら、友人に紹介することはあっても泊まったことはない。近々、友人が名古屋に遊びに来た時には一緒にホテルに泊まって、このロビーでコーヒーを飲みながら旅プランの作戦会議を楽しむのもいいかもしれない。

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表通りに面した正面玄関から入ってすぐの場所にある、当ホテルを象徴する「コミューナルロビー」はオープンな空間。Instagramでもおなじみ壁一面の大きな棚には、工芸作家によるアートや、名古屋の街角の風景を切り取ったモノクロームの写真パネルなどが飾られ、まるでアートギャラリーのような装いです。加えて名古屋、珈琲、建築、音楽、旅行などのテーマに沿って収集した数多くの書籍は、皆様の好奇心をくすぐります。

様々な形の座席があり、たとえばリモートワークなら電源を備えた中央のカウンターテーブルがぴったり。お待ち合わせやお打合せなら奥の茶色いソファ、本の世界に没頭したいときは通称「シャチホコソファ」といったように、同じ空間の中でも様々な過ごし方ができるのも、このコミューナルロビーの魅力です。LIVE DJやワークショップをはじめイベント時には、ご参加者様同士がつながるスペースへと変化します。

ご宿泊以外の方もお気軽にご利用いただけるコミューナルロビーで、ぜひ加藤さんのように“自分仕様の心地良さ”を見つけてみてください。

注)ビジターでのご利用にはドリンク等のご注文をお願いしております。「style kitchen Cafe & Bar」のメニューはコミューナルロビー内でもお楽しみいただけます。ご注文はスタッフまでお気軽にお申し付けください。

ご紹介者 Profile

加藤 幹泰

「大ナゴヤツアーズ」代表   
愛知・岐阜・三重の魅力を「まち歩き」「ものづくり」「体験」「見学」などで楽しむ体験型プログラムツアー「大ナゴヤツアーズ」を企画運営、年間300ツアー開催。
「名物より好物」をコンセプトにした名古屋ガイドブック「LOVERS’ NAGOYA」編集長。

ニッコースタイル名古屋

〒450-0002
名古屋市中村区名駅五丁目20番13号

052-211-8050代表

052-433-2582レストラン直通


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